今回は横浜から。イチオシのイタリアンの紹介です。
知る人ぞ知る有名店。ここもまた、流行りすぎて混むと困るのですが絶対無くなってほしくないレストラン。OSTERIA il FUOCO(オステリア イル フォッコ)です。
姉妹店のTRATTORIA FRANCO (トラットリア フランコ)の方が有名かもしれません。
さて、ランチメニューはこちら。平日価格です。休日は値段と内容が変わります。
オススメは圧倒的にコースランチ。前菜三種がついて満足感が違います。そしてドルチェは絶対に食べて欲しい。
前菜は毎回少し変わりますが、本日の一品目はカポナータっぽい感じでした。
食べやすいサイズでごろごろした具材の食感がよく、冷製でオイルが香るけれどもさっぱりしていて夏によく合う前菜だなぁと思いました。
付け合せのパンも一緒にでてきました。
ほどよい塩気とハーブが効いていて、この時点で美味しい店の予感が感じられると思います。
カポナータを食べ終わった頃に出てきた二品目がこちら。レモン豚(と言っていた気がします)の自家製ハム。
何度か訪れていますが、ほぼ(?)毎回前菜に含まれています。甘い脂身と柔らかい赤身で肉の旨味を堪能できます。胡椒とオリーブオイルのシンプルな味付けがより素材の良さを引き出していると思います。先に出てきたパンとも合いますね。
そして、三品目がこちら。正式な料理名は忘れてしまいましたが魚料理です。
イナダのオリーブオイルとレモンの風味があるソース(スープ)仕立てで、いかにもイタリアンな料理でした。優しく爽やかな味付けで美味しくいただきました。
以上が前菜です。今回は自家製ハム以外は初めての料理でした。頻度にもよるとは思いますが訪問する度に新しい料理が出てくるのも楽しみの一つになっています。そしてここまでで既に1000円は超えてそうなクオリティ。
しかしここで選べるメインパスタが続きます。二人で行ったので二種類紹介します。1つ目が焼きパスタ。
もう少し断面を写したのがこちら。太めのショートパスタが編み込まれています。美しい。自分でナイフを入れるとポロポロほぐれていきます。
弾力のある麺とトマトのソースがマッチしていました。上に乗ったチーズや、とこどころにあるカリッとした食感と風味が楽しい。
もう一種類は国産和牛とレモン豚の煮込みソースです。定番のお気に入りメニュー。
お好みで粉チーズを振りかけます。もう少し拡大したのがこちら。肉のゴロゴロ感が伝わると良いのですが。
肉感のあるソースは旨味が凝縮された絶妙な味付けで、よくパスタに絡まって最高。粉チーズをかけるとまろやかさがプラスされて、これまた美味。どれにしようか迷ったときに肉嫌いでなければ、とりあえずこれを頼んでおけば間違いないと思います。
この時点で大満足ですが、最後にデザートが付きます。ティィィィラミスゥゥ!!
ドルチェが必ずしもティラミスとは限らないのですが、ティラミスに当たるまで通って是非食べてみてもらいたいのがこちら。今まで食べてきたティラミスの中で文句なしに一番美味しい。クリーミーな口当たりと底にあるビターなコーヒー感が絶妙なハーモニー。これだけで500円とれるんじゃないかと思うレベル。テイクアウトで売りに出してほしい。
ちなみにこの日はセットのドリンクでグラスワイン(確か平日だけ)も頂きました。驚愕のコストパフォーマンスが伝わったでしょうか。
さらに細かい点をいうと、お水ではなく炭酸水が提供される、お皿を下げるタイミングが多い、毎回お皿を替えてくれる、最後におしぼりをもう一度くれる、など、あったら嬉しいなぁと思うサービスが行き届いて気持ちいいです。
全体を通して非常に高いレベルの本格イタリアン。
混みすぎて欲しくはないのですが、自信をもって、超がつくほどオススメできます。
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